AVASTAR2-ボーンを変形させてリギング~アニメーション作成

!!!注意!!!

このブログの内容はほぼ備忘録なので正しい情報とは限りません。
やりたい内容によってはこの記事通りに行ってもうまくいかないかもしれません。 


まずは「追加」→「Avastar」→「extended rig only」でリグを表示させる。「Avastar」タブの「Rig Display」でいらない部分は非表示にしておく。
今回は例として手と腕のみを使用する。


「編集モード」で各部のボーンを拡大や移動で変形させる。不要な部分は削除しても構わないが最初に必要な箇所をよく考えてから削除した方が後々いいかもしれない。

今回はこのようなボーンを変形させた。片側ができたら「アーマチュア」→「対称化」を選択すると、ボーンの形がミラー反転される。


↓ミラー反転を行った所


上はわかりやすくボーンだけを表示しているが、実際はメッシュを作成した後にボーンに重ねてからボーンの編集をすること。


今回はこのようなメッシュに合わせてボーンを作った。
上や横からの視点(テンキー1、3、7)などを使い、ボーンとメッシュの位置をきっちり合わせておく。

ひとまずこれでメッシュ→ボーンの順に選択し、Avastarタブの「Bind to Armature」を押す。Strategyの項目は「ボーン」を選択しておく。
(フィットメッシュの場合は「Keep」)


ボーンを変形させているのでウェイトは手直しが必要。
Avastarタブの「Tool Box」→「Vertex Tools」

「Doubles(重複頂点がある)」→メッシュを編集モードで頂点を全選択→重複頂点を削除」

「>Weight limit(頂点辺りのウェイトマップ数の確認)」→4を超えていると警告が出るので、メッシュを選択→「ウェイトペイントモード」→「ツールタブ」→「合計を制限」を押して解決させる(ウェイトが崩れます)

「Unwaighted verts(ウェイトマップが無い頂点がある)」「ウェイトペイントモード」でUnwaighted vertsを押すと、該当頂点がハイライトするので頂点グループを選択して割り当てる。


「Zero weights(ウェイトがゼロの頂点がある)」「ウェイトペイントモード」で押すと、該当箇所がハイライトされるので、ウエイトを塗る。右ツールウインドウから割り当ててもいい(時もある)

※割り当てボタンは頂点グループの下にある。上画像参考。

ウェイトの設定は試行錯誤なのでがんばる(割と地獄)。

ウェイトが塗れたらボーンを選択して「ポーズモード」にして動かしてみよう。
思った通りにオブジェクトが動いていればOKです。塗り残しがあるとその部分だけおかしくなるので塗りなおし。


アニメーションを作ろう、その前に(セカンドライフ向け)

今回、特殊なボーンを作ったため、アニメーションさせるには各ボーンの回転の制限を解除しておきたい。


解除したいボーンを選択し「Disable rotation limits」を押す。
すると、上の画像では制限があって途中までしか回転しなかった部分が下図のように自由に動かせるようになる。


これで人体の骨の可動域を超えたアニメーションが作成できる。
アニメーション作成については次回。



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